いつも、何かをさがしてた。

高知に住んでるおばあさんの日記

定住しない生き方

定住してあたりまえ、居場所を定住できたら成功

定住しないと安定した生活が得られないと思っていたけど、

定住しない生き方もあるんだと、考えさせられた記事に出会いました。

 

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映画「男はつらいよ」の寅さんの生き方は定住しない生き方でした。

 

朝日新聞「リレーおぴにおん」より

 

寅さんが教えてくれる  旅のチカラ1⃣  精神科医 名越康文さん

 

渥美清さん演じる車寅次郎はテキ屋

祭りの参道に店を張ります。

古来、日本には神様は季節ごと、1年ごとに人里を訪れるという考え方があります。

人々はその度に祭りを催し、旅人や旅芸人を神の写し身である「まれびと」として

歓待してきました。

寅さんはこの「まれびと」に他ならないと思います。

 

人々が定住する土地は安全と安心が確保できる反面、

人間関係が固着して煮詰まりがちです。

旅人である寅さんは、そんな人々の心に沈殿する鬱屈したエネルギーを

開放してくれる存在ともいえます。

 

彼が故郷の東京・柴又に現れると、必ず大変なトラブルを引き起こしますが、

周りの人たちはなぜか最後はすっきり笑顔になるのです。

 

僕たちの悩みや苦しみの中には解決できないものがたくさんあります。

精神科医として何千人もカウンセリングしてわかったのは、

 

問題の「比重」を軽くすることが一番の特効薬であり、

その時、旅が役立つということです。

 

旅先ではものの見え方が自然に変容していきます。

人はいつもと違う景色に包まれるだけで違う考え方もあることに気づくのです。

 

最も良いのは山や海に行くこと。

自然は多様性そのものなので、その中にみをおくだけで凝り固まった

価値観がほぐれてくるのです。

 

旅の話を聞き、現地の空気をかんじるのも一種の旅です。

寅さんの話を聞くと「くるまや」のおいちゃんやおばちゃん、さくらの心もリセットされる。

各回のマドンナたちも「寅さんみたいに旅したいわ」と憧れる。

寅さんは旅の大切さを体現してくれています。

 

太古から世界のいたるところに人が移り住んでいった事実を考えると、人間は滞在的に旅する欲求を持っています。

 

その割に日本人はまだまだ足りません。

もっと移動し、自分という殻を脱皮していくべきです。

 

都市に暮らす人々は年2,3回地方に行き「第2の故郷」を作ってみてはどうでしょうか。

過疎の問題も解決できるかもしれません。

遠方が無理なら、近くの旅でもいい。

通学や通勤のルートを少しかえるだけでも新鮮な発見があります。

 

これまでの社会は定住しなければ、安定した生活が手に入りませんでした。

でも、いまはITが発達し、どこにいても仕事ができます。

それぞれが自分の創造力を生かせるような場所で仕事をする。

21世紀は「旅人」のようにいきることが、普通の時代になるでしょう。

 

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刑務所(入ったことないけど)や病気入院がなんで辛いかというと、移動できないからだと思う。移動する自由は人にとって必然なもの、

そのわりに、みんなあんまり移動しないよね。