いつも、何かをさがしてた。

高知に住んでるおばあさんの日記

「ひととき」に共感⇒すぐ怒鳴る夫

朝日新聞の「ひととき」欄で すぐ怒鳴る夫 を読んで凄く共感した。

共感した証拠に、その日の日記にこんな風に書いている。

 

わたしの場合

 

結婚してから毎日怒鳴られてましたね。

何かあると怒鳴る。ただその怒鳴る原因があまりにも理不尽で笑ってしまう。

「あの人、偉いね、立派だね」と夫の友人をほめると、オレを馬鹿にしている、と言って怒鳴る。

「かんがえたのだけど、ここはこうしたらどうだろう?」と意見を言うと、

「何にも考えるな、何にも考えず、言われたことだけをしとればいいんだ」と言って怒鳴る。

ひとにはそれぞれ意見があるわけで、何にも考えるな、というのは理不尽だよね。

わらっちゃうよね、いくら専業農家だからと言って、怒鳴るってどういうことよ、と思っていた。

よくよく観察してみると、夫がびっくりしたとき、自分が失敗したとき、困ったとき、追い詰められそうなとき、不安な時、答えられないとき、などに怒鳴ることが分かってきた。

 

普段はおとなしい、やさしい、明るい人なんだけど、何か異変が起きると豹変して怒鳴りだす、目を三角にして、怒鳴りだす。

逆にかわいそうだった。

 

ある日のこと、台所で二人でゆったりとコーヒーを飲んでいると、突然、いきよいよくドアが開いて私にとっては舅、夫にとっては父親が立っていた。

それをみた夫は突然立ち上がると、私に向かって殴りかかってきたのです。

「働け、働け、働かんかぁ」と目を三角にして怒鳴りながら・・・。

義父はいつも威圧的に怒鳴っていました。幼い夫が生まれたときから義父に威圧的にどらられ続けていたとしたら、そうにちがいありません。

義母はいちども褒められたことがないと言っていました。

死ぬまで怒鳴られて、働き詰めの義母でした。

昔、といってもついこの前、日本の男と女の生き方でした。

女を褒めるような男は変わり者扱いされた時代です。

 

いま、女が結婚しない、のはこの時代のつけが回ってきているのではないかと、

私は考えています。

 

わたしはどう対処したか

 

①怒鳴り始めたら、ひたすらごめんなさいと丁寧にあやまって、ひたすら逃げる。

 

②なるべく顔をあわさない、家にいない、ようにした。

 

③自分が居心地のいい居場所を見つけて、作って、そこで一人で楽しんだ。

 

④自分のことは自分でする、あてにしないようにした。

 

※旅行に行くとか、深夜の帰宅に大変理解があるひとでよかった。

 

現在のわたちたち

 

いまでは、夫が怒鳴ることはありません。わたしが逆らわなければね。

わたしも面倒くさいことはいやなので、穏やかに暮らしています。

 

ある出来事がきっかけで夫がかわりました。

それは、長男が夫と同じことをして、嫁が2歳の可愛い盛りの孫を連れて家を出た。

嫁が夫に長男の愚痴をいろいろ言ったようで、それがきいたのだと、思う。

「なんで、おまえは出て行かんかったのか?」と聞いてきた。

 

現在は開口一番怒鳴ることもなくなり、何か話しかけても、すぐさま否定することはなくなりましたが、

気が付けば、家の中にわたしの居場所がない。

夫婦でこの20年家でご飯を食べたことがない。

そして、気が付けばアラトキですよ、

人生を振り返って、いろいろあっていい、と思っています。

夫といっしょになったから、悩んで苦しんで我慢して、頑張って生きてきた。

気が付けば、それが人生だった、というかんじですかね、

 

人生を振り返って、いろいろあったほうがいい、

だから、結婚したほうがいい、とわたしは思っています。

 

日記は以上

 

 

 

《ひととき要旨》

ささいなことにすぐ起こる夫。

草むしりをした雑草の置き場所が気に入らず

「オレが言った所に置け!言い訳するな!この城の殿様はオレ一人や!」

とすごい剣幕。

 

夫がまとめ買いした小麦粉の賞味期限が切れてしまい、

「もう買いだめはやめておこうなあ」とやんわり言うと、

「買いだめなんて下品なことは二度と言うな!」と、またすごい剣幕。

 

一番許せないというか情けないのは、母が亡くなり5年も経つのに、

「お前のばあさんに嫌みを言われた」とネチネチと話すこと。

 

常に自分は完璧で正しいと思い込み、何かといえば「ウソをつくな」と怒鳴られる。

子供は独立し、夫婦2人きり。

 

言葉を選び、顔色をうかがう毎日だ。

世の妻はこんな夫に「はい、はい」と逆らわずにいるのでしょうか。

                           (64歳 京都市 匿名希望)

その他寄せられた声の中から紹介します。

広島の70代の女性は

《心の中はいつもビクビクしています。60代になって、そういうのはやめてと頼みましたが、本当のことを言って何が悪い、と開き直っています。夫にモラハラを受けていることは、恥ずかしくて子供にも友人荷も言えません。残りの人生、穏やかに暮らそうと家を出る決心をした矢先、夫がガンになりました。病人を残して家は出られません。これも人生と思い、生きています。》

 

関西地方の60代女性

 

《何度か呼び掛けても返事がなく、「聞こえてる?」と尋ねると「わかとるわい」と大声で怒鳴られる。その繰り返しです。「怒鳴らないで」と伝えたいけど、心臓がパクパクして言葉にならない。毎日が苦痛でベランダから飛び降りようとしたこともありました。》

以上朝日新聞の声欄における反響です。

 

結婚はくじ引きだなぁと思います。こういう人を引いてしまったら、仕方ないとあきらめるしかないと思います、やり直しても、また同じ過ちを犯しそうで怖いです。

そこでもがき苦しむのも人生かなと思っています。

 

最後に専門家の意見を聞いてみましょう。

 

フェミニストカウンセラー加藤伊都子さんに聞く

 

1⃣ 不機嫌を恐れるべからず

 夫の期限が悪くても、自分のせいだと思わなくていい。ほおっておきましょう。

⇒夫の機嫌が悪いは自分の日常に左右する。

「機嫌の悪い人とは話しません」とかわし「気に入らないなら自分でどうぞ」と丸投げしましょう。「仏頂面で気分が悪い」と外出するのもいいです。

⇒一番むずかしいことだ。それが出来ないから悩んでいる、こちらは相手に話を合わせ、おだてて、宥めて、期限をとっている。仏頂面で捨てセリフ吐いて外出、なんて天と地がひっくりかえってもできない、そういう正確でないの私。

知らん顔できる度胸を身につけないと、夫の機嫌にコントロールされ続けてしまいます。

 

2⃣ 自分の気持ちをはっきり宣言すべし

 

理不尽な相手に、男性は「なんだこの野郎」といえるけど、女性は「なんでそういうこと言うの」と強く出られず、相手をつけあがらせてしまう。

「できません」「いやです」とはっきり一言、強い気持ちで冷静に。

 

3⃣ 相手の改心を期待しない

 

 横暴な相手に真心で接しても改心しません。【真心でせっしないでどうするの?】

夫の恥は夫の恥、あなたのはじではありません。反対に、なにかをするのに夫の承認を求める必要もありません、自分がやりたいようにやればいいんです。

⇒というと、結婚ってなんなん?ということになる。

 

最後にいいことを言っています。

 

相手の言うことを聞くのが愛情ではありません。

正直な気持ちを伝えあい、すりあわせることは手間がかかりますが、人間関係の維持には努力が不可欠です。まずは何が自分の思いなのかをしっかり見つめ、相手に伝えるところから始めましょう。

 

先ずは何が自分の思いなのか、望みは一緒にご飯を食べること?

ちがう、今の自由がいい。わたしのじかんはぜんぶわたしのもの。