いつも、何かをさがしてた。

高知に住んでるおばあさんの日記

39才ではじめて結婚したときの話

39才で高知県の農家に嫁いだあんかけ(@guam345)でーす。

 

まわりはみんなすっごくびっくりしていたんですが、

あんかけ的には自然な流れでした。

その顛末を振り返ってみたいと思います。

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目次

1、40才を目前にして突然結婚したくなった。

2、目標が決まったら実行あるのみ。

3、結婚相談所に入会した。

4、まず文通から始めましょう、と高知の人に返事をかいた。

5、高知へ行ってみたら、すっごく景色がよかった。

6、結婚相談所に入会して半年後には結婚式

7、目標達成、めでたし、めでたし。

 

1、40才を目前にして突然結婚したくなった。

 

ある朝、起きたら突然結婚しよう、と思ったんです。

黙って待ってても白馬に乗った王子様は来ないし、来ない間におばあさんになる一歩手前だってことに気が付いた。これから先ひとりでいったっていいことなさそうだし。

 

なにより、寂しくなった。20代のころは寂しいとか、わびしいとか、ひとりぼっちとかかんがえたことがなかったけど、30代も半ばを過ぎたころから、体の芯のところから、寂しさがこみあげるようになった。

 

朝からずーっと位置を変えないでそのままあるコーヒーカップがさびしかった。

外出から帰って何も位置がかわらない、ソファーベッドがさみしかった。

 

道を歩いていて、スズメがつがいでいるのをみて、すすめだって連れ合いがいるのに、わたしだけがひとりぼっち、と涙なんかでたりして。

 

それまで、ひとりが最高、と独身120%たのしんでいたのに、

夜中にどこ行こうと平気だし、何時までねていようとだれもなにもとがめない、

大好きだったことが、突然むなしくなった。

 

とにかく、ある朝をさかいに結婚したくなった。

理由はいろいろあるのだろう。

さんざん飲み歩いたし、お店もやりたいだけやったし、

だけど、ここが自分の居場所と思えたことはなかった

 

2、目標が決まったら実行あるのみ。

 

次なる目標が決まったので、結婚するにはどうしたらいいのか考えてみた。

 

◎親戚、知人に頼み込む

みんな本気でとりあってくれなかった。これが10年前ならもっと真剣に相談に乗ってくれたかもしれないけど、38才という年齢が微妙な年齢で、今きがついたんだけど、

結婚というのは、子供を作って次の時代につなげる目的があるので、38才というのは、子供目的な結婚にとってはちょっと不利っぽい。

 

◎公共機関で聞く

役場とか行ってみたけど、当時そういう情報はあまりなかった。

◎行きつけの居酒屋、喫茶店でお願いする。

紹介してうまくいかなかったら責任がある、とかで真剣に相談に乗ってもらえなかった、はたまた、こんなのん兵衛のひと紹介できんわ、と思われていたかもしれない。

 

3、結婚相談所に入会した。

 

そんなこんなで、思いあぐねていたときに、いつものように、ネッ転びながら、文庫本を読んでいた。そしたら、文庫本の最後のページのところから一枚のはがきが落ちてきた。そのはがきはOMM?とかいう結婚相談所のダイレクトメールだった。

 

姓名、生年月日、出身地、出身校、職業、年収、趣味、特技などかくところがあって、

相手に対する希望条件をかくところがあった。

身長は何センチ以上、希望学歴、希望年収、家族構成、など

自分の記入するところには正直に書いて、希望相手の欄には特になしとかいた。

 

4、まず文通から始めましょう、と高知の人に返事をかいた。

 

結婚相談所に入会してから少ししたら、毎日のように郵便受けに、ドッサ、ドッサと郵便物が届いた。

結婚相談所の会報誌みたいなのに、匿名で私の条件が乗っていて、それを見た人が、結婚相談所に手紙を送って、その手紙が結婚相談所から私の家に届く仕組みになっていた。

そこで気に入った人がいたら直接手紙をだして、コンタクトを取るしくみになっていた。

まあ、条件がなしなので、総計200通ぐらいはきました。

その間に、パーティーというのもあって、数回出席したことがあります。

そこでであったのが、同時期に入会した女性会員のかたでした。

「何人かにあったの?」と聞かれて

「実はひとりもあってないんですよね、いざ申し込みの手紙がきても、じぶんがどういう結婚をしたいのか、わからなくて選べられない。なんか、わからなくなってきた、子供がほしいわけでもななく、子供がいる人でもいいと思っているし、経済的にらくしたいわけでもないし、だれかに頼っていきたいわけでもないし、強いて言えばパートナーがほしい、っていうのかな、じゃ、どんなタイプがいいかっていわれても、もうひとつはっきりしない、でもわたしにあうパートナーがいるはずだわ、っていう希望はなくしてないの」と訳の分からないことを話してたら、

「とにかくひとり、あってみたら?それから考えてみたら?」とアドバイスをくれた。

その日いえにかえり、郵便受けから手紙の束を取り出して、よみはじめた。

 

5、高知へ行ってみたら、すっごく景色がよかった。

 

北海道のレストラン経営者、佐賀県の漁船の船長さん(子供が3人いる)

名古屋の繊維会社社長、高知県の農家の長男、

北海道と佐賀県からは断りの手紙が届いた。

高知県からはまず文通からお付き合いしましょうと返事がきた。

文通から始めましょう、と返事を書いた。

 

はじめて女の人から断りでない手紙をもらったのが、よっぽどうれしかったようで、

朝、電話がかかってきて、

「高知のイケザワです、明日名古屋へいきます」と電話がかかってきた。

文通から始めるっていってたのに、とおもいながら、

名古屋駅の新幹線ホームへ迎えに行った。

 

「高知ではお米とかショウガを作っていて、トラクターにのって田圃をたがやしてm

おかんの作った弁当をもって、山へ行き、エレベーターは乗ったことがない、ストレスってなんでぇ」とか、聞いたことない語彙で話した。

また、見た目が本当に素朴な田舎の青年、という感じだった。

 

「ふーん、高知県、農業、トラクター、米・・・そうだ米作ってるんなら食いっぱくれはないわけだわねぇ~」

それから、本屋さんで高知県の地図ののってる旅行誌をかったり、月刊「田舎暮らし」なんて雑誌を読んだりした。

 

そーだ、高知へ行こう、40代からの私の人生は高知でお百姓さんだ」とその気になり、高知へ飛んだ。

 

仁淀川のそばの枝川という集落にその人の家はあった。

国道沿いにはコンビニやパチンコ店、居酒屋なんかがあるが、一歩はいると、田園風景が広がって、360度どこからでも山がみわたせた。

 

デート場所はその人の畑で、仁淀川沿いにある広い田圃なのか畑なのかしらないけど、

人がいない、車がとおってない、黒澤映画の中の風景のような感じだった。

空がきれいで広い、川もきれいだけど、川を挟んだ風景がすばらしい、

 

高知の景色がきれいだから、ここに住もうと思って結婚した。

 

6、結婚相談所に入会して半年後には結婚式。

 

結婚相談所に入会したのが38才の2月で結婚式をしたのが39才の9月でした。

相手が結婚相談所に入会のも同じ2月で、そのときに結婚相談所の人に、たぶん相手が見つかる可能性はないでしょう、といわれていたらしい。

 

7、目標達成、めでたし、めでたし。

 

結婚したい、と思って結婚相談所に入会して、結婚できたのだから、めでたしめでたしです。とりあえず、目標達成です。

 

結婚できない、ってひとはなにをためらっているんでしょうね、こんなわたしでも、半年で結婚できたのですから、みんなも頑張って結婚しましょう。

 

結婚してからのことは、それから考えましょう。

 

ということで、あんかけの結婚したきっかけです、きっかけなんてさんまの頭です。