いつも、何かをさがしてた。

高知に住んでるおばあさんの日記

田舎で住むなら3年は流されろ

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結婚移住して25年目のikeです。

田舎に住んだら初めの3年は黙って流されていた方がいいと思います。

 

田舎に移住、会話がかみ合わない

田舎のおじいちゃん、おばあちゃん、やさしいですよね~

「こんな田舎によう来てくれたのぅ」

「ええ、この土地のこと調べて、人とか気候とか・・・」

て説明しても聞いてくれません、というか興味もないし

 

「若いもんがおらんといかん、若いもんの時代じゃ」

「いやー、若くないっすよ・・・」

別に本当に若いもんの時代だと思ってないし、

 

「えらいね、まっことえらい、よう働くね」

「どんなシフト組もうか考え中で・・・」

とりあえずこれ言っとけの褒め言葉。

 

「なにしゆうぜよ、・・・そりゃ、えい、がんばりよ」

「このやり方で本当にいいんですかね、まだほかにも・・」

なにしてるか気になったので聞いたまでのことでそれ以上の興味はなし

 

「あんたはえらいね、器用だね、こんなこともできるがぁ」

「ネットでググったら」

変わったことしとるなと思ってる

 

「私ら田舎者やきなんちゃ知らん」

会話を終わらせたい。

 

移住者が答えるべき正解例

 

「こんな田舎にようきたのう」

「すっごく住みやすい土地だと聞いたもので」

 

「若いもんがおらんといかん、若いもんの時代じゃ」

「何にも知りません、よろしくお願いします。」

 

「えらいね、まっことえらい、よう働くね」

「できないことだらけでまだまだ、だめです。」

 

「なにしゆうぜよ、・・・そりゃ、えい、がんばりよ」

「分からないなりにボツボツやっとります」

 

「あんたはえらいね、器用だね、こんなこともできるがぁ」

「変わったことして迷惑かけてすみません」

 

「私ら田舎者やきなんちゃ知らん」

「こちらこそ新参者で何にも知りません」

 

 

移住者は宇宙から来たお客様。

田舎の人というのはそこで何代も前から住み着いている人たちです。

爺さんどうしが小学校の同級生とか、婆さんの実家が隣の家のいとこだとか。

住み着いているんですよ、なにを着てようが、何を言おうがひい爺さんの代からおんなじ家に住んで生まれた時から知っている人達なんです。

 

知らない土地から突然来た、いつ出ていくかわからない、何をしていたのかもわからない移住者にたいしては不安しかありません。

宇宙からきたお客様扱いされているんだと思ったほうがいいです。

 

3年起てば、ありついた、と判断される

ありつく、とは田んぼに苗を植えてしばらく様子を見て、根付いてちゃんと成長して稲になると確信できたときに使う農業用語で、田舎の人はよく使います。

ありつくまでは、枯れてしまうかもしれない、ながれてしまうかもしれない、不確定なものでもあります。

だから、3年ぐらいはいついなくなってしまうかもわからない、根をはるかどうかわからない、という感覚があるので、ありつくかどうかわからないものに、本気でかかわらない。それまでは様子見ということであるわけです。そこんとこをわかっておきましょう。

 

ありついたら、ひっこぬかれない

3年暮らして季節を3回巡って、ようやくわかることってある。

逆にいうと3年暮らさないとその土地の良さもわからないと思う。

それからでもいいんではないでしょうか。

その土地と自分を掛け合わせて楽しい暮らしを作る。思ったことを発言する。

周りを変えていく、新しいことを始める。

 

田舎はありついた稲はひっこぬかないですから。

ありつく前に、おかしな動きをしたら、引っこ抜かれる危険性もありますが、

ありついたものは、引っこ抜きません。

黙って見守ってくれます。

 

田舎で地縁を築けたら、血縁よりもたよりになりますよ。

田舎暮らしでは永いスパンで考えましょう。

 

  というわけで、ikeでした。